シルガード9(子宮頸がんワクチン)

子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるがんで、日本では年間約3,000人が子宮頸がんで亡くなっていて、20代後半から40歳前後での発症が多くなっています。

 子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(以下「HPV」といいます。)というウイルスの感染が原因となって発症することが解明されています。このウイルスは主に性交渉で感染し、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。感染しても大部分は自然に排除されますが、まれに持続的に感染することがあり、5年から10年以上を経て一部ががんの発症につながります。

子宮頸がんワクチンにはサーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード(9価)の3種類あります。
そのうちシルガード9(9価)は、子宮頸がんの原因の8、9割程度を占めているとされる、9種類の型に対して感染を予防する効果があります。
当院ではシルガード9をおすすめしています

定期接種

以下の(1)と(2)の両方を満たす方

(1)名古屋市に住民登録がある方

(2)小学校6年生から高校1年生相当年齢の女子(令和7年度は、平成21年4月2日から平成26年4月1日生の方)

 高校1年生相当年齢の女子の方は、接種は合計3回で、接種開始から完了するまでに約6か月間かかるため、接種を希望する方は、お早めに接種をご検討ください。

(注)中学校1年生の方には、4月にシール式接種券を送付予定です。ただし、接種済みの方にも送付されていることがありますので、必ず母子健康手帳等で過去の接種回数を確認してください。

キャッチアップ接種

キャッチアップ接種とは:定期接種の機会を失った方に対する公費接種で、令和4年4月1日から令和7年3月31日期間限定となります。

令和7年度の1年間に限り、以下の(1)から(3)をすべて満たす対象者においてキャッチアップ接種経過措置を実施します。

(1)接種日時点で名古屋市に住民登録がある方

(2)平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女性

(3)令和4年4月1日から令和7年3月31日の間に、1度でも子宮頸がんワクチンを接種した方であって、3回目の接種を完了していない方

(4)令和7年3月31日までに子宮頸がんワクチンを1回でも接種した方は令和8年3月31日まで残りのワクチンを公費で接種できます

「シルガード9(9価)」を接種する場合

1回目の接種から2か月後に2回目、2回目の接種から4か月後に3回目を接種します。
この間隔で接種できない場合は、1回目と2回目は最低1か月、2回目と3回目は最低3か月の間隔を開けて接種します。

15歳未満の方で1回目の接種から5か月以上後に2回目を接種した方は2回接種とすることができます。

15歳以上の方や、1回目の接種から5か月未満で2回目を接種した方は3回接種が必要です。

副反応
主な副反応は、注射部位では疼痛、腫脹、紅斑、そう痒感、内出血、腫瘤が、全身性の副反応としては頭痛、浮動性めまい、口腔咽頭痛、悪心、下痢、発熱、疲労が報告されています。

接種を受ける方は
事前にお電話を下さい。ワクチンを用意しておきます