岩山小児科 名古屋市天白区福池2−24
                                            小児科 内科 アレルギー科


正しい創傷治療は次のとうりです。   → やけどの治療は「やけどの湿潤療法」を参考にしてください 「やけどの湿潤療法」

  1. 傷は消毒してはいけない。消毒は,傷の治癒を遅ら妨害しているだけの無意味です.
  2. 消毒しても傷の化膿は防げない。傷の化膿は別のメカニズムで起こっている.
  3. (特に皮膚欠損創)にガーゼをあてるのは,創治癒を遅らせるだけです.
  4. 傷はどんどん洗ったほうが良い。傷の化膿の予防のためにも,治癒を促進させるためにも最も効果がある.
  5. 痂皮(かさぶた)は傷が治らないときにできる.痂皮は創治癒の大敵である.

皮膚の再生を促進させるには湿潤環境を保つことが大切です
そのために傷をポリウレタン膜で覆い、湿潤を保つようにします.

正常の皮膚の図

  正常皮膚には上皮、真皮、皮下組織、毛がある.

外傷で欠損した皮膚

欠損部に出血し、血小板、白血球、赤血球が現れ、浸出液がしみ出す.

傷の治療の課程

今までは痂皮を形成して皮膚の再生を待つ            新しい治療法はポリウレタン膜で包み湿潤を保つ

傷の治療の実際

   転んで膝をすりむいた.ヒリヒリして痛い

   ポリウレタン膜で覆い、保護フィルムを貼った.

   治療2日目.皮膚は乾燥して上皮が再生が始まっている.

   治療6日目.上皮は完全に再生され、正常化している.